マリーの爪あと

寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

私のRPGは引き続き、めまぐるしい日が続いています。
でもあと少しでこのステージが終わるから、
そうしたら、やっと私は私に戻れます。
忙しいのは嫌いじゃない、
他の誰かの顔で時間をやり過ごすのが嫌いなだけ。

春が過ぎるまで、と思っていたのに、
早くここを去りたくて仕方がない。
旅支度をしていたら、急に色んなこと思い出して、
そうだ、あれもこれもやらなくちゃ
なりたい私に全然追いつけない
そう焦リ出したら、
過ぎるため景色は目に入らないし、心はもうここにない。
相変わらず薄情ね、って思っています。

あなた以上に大事なものなんてない、全部あなたなの、と言いながら、
すがらないためのひと粒のプライドは残しておく、そんな女が好きです。
去った人を追わず、帰りを待たず、涙も見せずさっそうと街を出る。

ジョニーが来たなら伝えてよ 2時間待ってたと
わりと元気よく出て行ったよとお酒のついでに話してよ

「本当に好きなら、追いかけて泣いて、さらけ出さないと」
と、いつか楽屋で誰かが言ったけど、私はそうは思わない。
キレイに終わらせようとかそういうことじゃなくて、
そんな時には言葉も涙も出ないし、きっとずっと何もできない。

わかったわ、そう言って目をそらす優しさも、
愛さないならいらないわ、と手をふる薄情さとか、
明日泣くからいいのよ、なんて、
そんなしなやかな大人の女に憧れます。

でも、男って違うのね。
泣かせた女も去った女も男をずっと待っていて、と願っている。
今でも自分を想っている、とそう思って、いつまでも忘れない。

五番街で住んだ頃は長い髪をしてた
かわいいマリー 今はどうか知らせてほしい
マリーという娘と遠い昔に暮らし
悲しい思いをさせた それだけが気がかり

男ってバカね。
優しいことが、本当はいちばん優しくないし、甘噛みはもっとも痛い。

それではまた